バイクは所有すると、維持費がかかったり、メンテナンスに気を遣ったりと大変ですよね。
週末だけでいいからツーリングしたい!
いろんなバイクにちょこちょこと乗ってみたい!
そんな人には、レンタルバイクがおすすめです。自動車税などの税金が請求されることもありませんし、しっかりと整備されているので安心して乗ることができます。
なによりも、たくさんのバイクに乗ることができるのが魅力的ですよ。
今回は、レンタルバイクの特徵やポイント、レンタルできる店舗などについて解説していきます。
バイクをレンタルで借りるときのメリット・デメリットをまとめる|おすすめバイクレンタル業者4選
バイクレンタルの特徵
レンタルバイクのメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
---|---|---|
所有バイク | ・自分の好みに合わせてカスタマイズすることができる ・所有欲を満たせる ・いつでも必要なときに乗れる |
・自分で定期的にメンテナンスしなけれならない ・自動車税、任意保険、保管代などの維持費がかかる ・保管するための場所が必要(駐輪場、ガレージ、倉庫など) |
レンタルバイク | ・自分が乗りたい車種を選択できる ・維持費がかからない ・故障のリスクが少ない ・最新のバイクにすぐ乗れる |
・借りられる時間帯が決まっている ・借りる車種によっては料金が高くなる ・ちょっとした買い物に使うには不便 |
所有バイクと比較して、レンタルバイクはそのときに乗りたいバイクを選ぶことができます。「前はSSだったから今回はアメリカンにしよう」なんて乗り方も、レンタルならでは!
また、店員が常時メンテナンスを行っているため、故障のリスクは少ないでしょう。安心してツーリングを楽しめますよ。
ただし、借りられる時間数や返却までの時間帯は決まっていますから、返却するまでの時間に合わせたプランを立てる必要があります。大型バイクになるほど料金が高くなりますから、予算と検討しましょう。
つまりレンタルバイクは、
- たまにバイクを楽しみたい人
- 旅先だけでツーリングしたい人
- バイクを保管するスペースがない人
などに向いています!
レンタルバイクの料金・相場
レンタルバイクの料金は、
- 車種のクラス
- 借りる時間
などで決まります。
以下、8時間レンタルした際の相場を見てみましょう。
125ccまでの原付 | 約5,000円 |
---|---|
250cc | 約10,000〜15,000円 |
400cc | 約10,000〜20,000円 |
大型バイク | 約15,000〜40,000円 |
250cc以上のバイクを8時間ほどレンタルするなら、1万円ほどかかります。
レンタルバイクの保険
レンタルバイクには任意保険が付帯していますので、事故のときも安心です!
ただし、店舗によっては「車両保険」「免責補償制度」などが任意加入のところもありますので確認しておきましょう。特に車両保険は加入しておくことをおすすめします!
車両保険があれば、転倒してバイクを破損させても、修理費が補償されます。もしも加入せずに転倒してしまったら全額負担となり、なんと50万円近い請求になった人も!
バイクは常に転倒のリスクがあります。車両保険は必ず加入するようにしましょうね。
レンタルバイクの便利なオプション
アイテムオプション
店舗によっては、ヘルメットやグローブを貸出しています。1時間100円、など料金がかかるところや、無料で貸出してくれる店舗もありますよ。
ロードサービス
事故または転倒して不動になったときでも、ロードサービスがあれば安心ですよね。
店舗によっては距離によって料金を請求するところや、無料で利用できるところもあります。
レンタルバイクを借りるときのポイント
基本はネット上で予約。アポなしでもOK
レンタルバイクを借りるときは、事前に借りたいお店のサイトまたは電話で予約を取っておくとスムーズです。
店舗によっては、アポなしでもそのまま貸出対応してくれるところもありますよ。
ただし、在庫のあるバイクの中から選ぶことになるので、借りたい車種があれば予約するようにしましょう。
返却時は燃料を満タンに
借りるときに燃料は満タンになっているので、返却するときも満タンにして返す決まりがあります。車種によってレギュラーかハイオクか異なるので、しっかり確認しておくと良いでしょう。
満タンにしないでそのまま返却すると、消費した燃料代を請求されてしまいます。ガソリンスタンドで入れるよりも約2倍の金額になりますから、返却時にはしっかりと満タンにしましょう!
キャンセル料金がない店舗もある!
「予報では晴れだったのに、当日になって突然雨になってしまった…」
なんてときでも、ご安心を。店舗によっては、当日キャンセルでもキャンセル料を請求しないところもありますよ!当日が雨になっても良いように、事前に確認してみてくださいね。
バイクがレンタルできる店舗をご紹介
以下では、主なバイクレンタル店舗を紹介していきます!
レンタル819
国内のレンタルバイク業界No.1といえば、「レンタル819」です。
日本にある店舗数は100店舗以上と豊富で、原付から1300cc以上までラインナップが充実しているのも魅力的。さらに海外でもバイクをレンタルできるサービスまであるのです!
月に3回以上バイクをレンタルしたい人なら、「マイガレ倶楽部」に入会するのがおすすめです。月3回・年間24回まで、レンタル料金なしでレンタルできちゃいますよ。月額料金も1万円以下とおトクです。
バイク王 レンタルバイク
バイクの中古車販売でおなじみのバイク王でも、バイクがレンタルできます!
バイク王の特徵は、割引が多いところ。平日だけのレンタル、または1週間以上レンタルする人に対しては、なんと料金が半額に。さらに利用回数に応じた割引もありますから、利用回数が多い人ほどおトクになりますよ。
モトオーク
レンタルバイクで新しいバイクライフ!/モトオークレンタルバイク
モトオークは、北海道から沖縄まで店舗があるレンタルバイクです。店舗の中には「ホンダドリーム」や数多くのバイクショップ店があり、信頼度が高いので、安心して借りることができます。
また「JAF特別優待割引」などの割引サービスもありますから、上手に利用しておトクにレンタルしましょう!
YSP
ヤマハが2018年より開始した、新しいレンタルサービスです。メーカーが運営しているので信頼度は抜群。充実したレッカーサービスや現場応急サービスなどもありますから、安心して乗ることができますよ。
免責金額が少し高めなので、任意の「免責オプション」に加入することをおすすめします。
レンタルバイクのQ&A
初心者でも貸出してもらえる?
免許取り立ての初心者でも、貸出してもらえるところがほとんどです。
ただし、「大型バイクは25歳以上」などと年齢制限の設けている場合がありますので注意しましょう。
二人乗りしてもいいの?
ほとんどの店舗は、二人乗りも大丈夫ですよ。店舗または車種によってはNGの場合もありますから、店舗に確認してみるのがおすすめです。
立ちごけしたときは?
軽い損傷程度で動かすのに問題ないようであれば、そのままショップまで行き、報告しましょう。
動かせないほどのダメージを受けてしまったら、その場で店舗に連絡を取りましょう。そのまま走行してしまうと、トラブルの原因になったりしますので危険です!
まとめ
以上、レンタルバイクについて紹介しました。
レンタルバイクの最大の利点は、その場でバイクを借りて乗ることができること。
ですから「北海道や沖縄でツーリングしてみたい!でも自分のバイクで行くのは時間もお金もかかる!」なんてときに、レンタルなら自分のバイクを運ぶ必要がないので、非常に便利です。
ただし長期休みのシーズン時期になると、とくに北海道のレンタルバイクは人気ですから、アポなしの貸出は厳しいでしょう。
できれば一ヶ月以上前から予約をとっておき、乗りたいバイクを確保しておくことをおすすめします!