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【バイクの車検】主な検査項目について解説してみる|14項目に分けてそれぞれ簡単に注意点を述べる

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バイク
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車検を受けるのは、自動車に限らずバイクも同じです。

 

排気量が251cc以上あるバイクは車検が必須となりますので、注意してください。

 

さてバイクは自動車よりも改造がしやすいです。自分好みにカスタマイズしている人も多いかと思います。

 

ただ、いざ「車検」となると「本当にこのままで無事に車検は通るのかな?」と不安になったりしますよね。

 

そこでこの記事では、車検の基本的なことを解説しつつ、主な検査項目について簡単に紹介します。

 

ズバリ主な検査項目は以下の通り。

 

  1. ウインカー|角度・大きさ・色に注意
  2. マフラー音量、排ガス|音量と排ガス規制に注意
  3. 点火類の点検|ウィンカー・ブレーキランプ・ナンバー灯は正しく点くか
  4. 車格サイズ|ハンドル交換やローダウンしてませんか?
  5. タイヤ|溝はちゃんとあるか
  6. ナンバープレートの位置|新基準で不合格続出!
  7. 光軸|歪みと光量
  8. ミラー|適正な設置を
  9. オイル漏れ|漏れ出してないか
  10. ホーン|音は出るか
  11. スピードメーター|狂ってないか
  12. 二人乗り|社外品シートに注意
  13. ハンドルロック|きちんとロックできるか
  14. エンジンガード、リアキャリア、風防など(おまけ)

 

主要な検査項目を順番にチェックしていって、自分のバイクは大丈夫かどうか点検しながら、車検に備えてください! 

 

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【バイクの車検】主な検査項目について解説してみる

 

バイクの車検ではここが見られる!主な検査箇所を紹介

 

バイクの車検で気になるのが、「自分のバイクが検査に合格するかどうか」ですよね。

 

とくにパーツを社外品に交換していたり、自分好みに改造してあるバイクだと、車検に通るのかが心配かと思います。

 

早速、どこが主な点検箇所なのか基準とあわせて紹介していきます。

 

ウインカー|角度・大きさ・色に注意

 

ウインカーを社外品に交換したが故に、車検に引っかかる人も多いかと思います。

 

ウインカーの位置は「角度」が大切です。バイクの正面から見えることはもちろん、側面からも見えないといけません。

 

また、面積が7平方cm以上ないと不合格です。だいたい500円玉くらいの大きさになるので、実際に500円玉を当ててみて、確かめてみてください。多く市販されている細長いタイプのウインカーは、不合格になりやすいです。

 

そしてウインカーの「色」にも決まりがあります。オレンジ系ならOKですが、緑色・青色などはNGです。交換必須です。

 

さらに、ウインカーに大きなヒビや欠けがあると、一発でアウトになる確率が高いです。ビニールテープで補修したとしても、検査員から「修理してきてね」と言われて、即終了。

 

不安がある場合は必ず新しいものと交換するようにしましょう。

 

マフラー音量、排ガス|音量と排ガス規制に注意

 

マフラーの音量や排ガスは、車種や年式によって基準が異なります。

 

音量の場合、平成13年(2001年)規制で「94db」となります。ちなみに100dbの騒音が「電車が通るガードレール下くらいの音量」となりますので、それよりも小さい音にする必要があります。

 

社外品のマフラーだと、車検に通る印として「JMCA」ラベルが刻印されているものもあります。しかし、必ずしも車検に通るとは限りません。経年劣化をしており、知らずと基準値を上回っていた例もあります。

 

排ガスに関しては、検査の対象になる車両・ならない車両と分かれます。確認する方法は、車検証の型式を見ること。「BC-」とあれば、排ガス対象車です。

 

車検をクリアするのに一番確実な方法は、「何も加工されていない純正マフラーを装着すること」です。

 

純正マフラーでも、「芯抜き加工」などしてあれば引っかかる可能性はありますが、何も加工されていない純正マフラーなら、まず合格できます。

 

点火類の点検|ウィンカー・ブレーキランプ・ナンバー灯は正しく点くか

 

ウインカーが左右ともに点くか、ブレーキランプが点くか、しっかり確認しましょう。

 

とくにブレーキランプに関しては、フロントブレーキ・リアブレーキともに点灯する必要があります。たまに接触不良で、片方のブレーキだけが点灯しないこともありますので、注意しましょう。

 

ナンバー灯も、点灯しているかしっかりと確認してください。明るい昼間だと見逃しやすいです。

 

車格サイズ|ハンドル交換やローダウンしてませんか?

 

バイクの高さ・長さ・幅などのサイズにも、決まりがあります。

 

車検証に記載されている数値よりも、幅は±2cm、高さは±4cm、長さは±3cmが許容範囲です。それを超えると、「諸元記載変更」申請が必要となります!

 

ハンドル交換やローダウンなどの調整をしていると引っかかりやすいので、心配な人は実際にメジャーで測っておきましょう。

 

タイヤ|溝はちゃんとあるか

 

おおよそ0.8mm以上の溝が必要です。

 

あまりにも酷いひび割れがあったり、ツルツルでスリップサインが出ていると、車検に通りません。溝がないと走行中も滑りやすく危険ですから、早めに交換してください。

 

ナンバープレートの位置|新基準で不合格続出!

 

ナンバープレートの基準は、平成28年に、新しい基準へと改定されました。以下、国土交通省のHPより引用します。

 

現行の道路運送車両法においても、ナンバープレートは見やすいように表示しなければならないこととされていますが、これらの法令の整備により、平成28年4月1日以降、ナンバープレートについて、カバー等で被覆すること、シール等を貼り付けること、汚れた状態とすること、回転させて表示すること(※)、折り返すこと等が明確に禁止されることとなります。

報道発表資料:道路運送車両法施行規則の一部を改正する省令等の制定について – 国土交通省

 

改定前までは、ナンバーを縦にしたり、特殊なカバーを付けたり、シールを付けたりしてもOKだったのですが、それらが一気に禁止になった、ということですね。

 

ナンバーは後方からきちんと確認できるか、汚れていないか、折れていないか、などをしっかりと確認しましょう!

 

光軸|歪みと光量

 

光軸に関しては要注意です。検査場内にて、光軸が合っているか・光量はあるか、のテストがありますが、ここで不合格になる方が多いです。

 

一般の人が、無理に光軸を調整しようとしても、難しいのが現状です。民間のテスター屋さんにお願いして、調整してもらうのが確実でしょう。

 

ミラー|適正な設置を

 

ミラーの片方がないバイクを見かけますが、その状態では車検に通りません。両方取り付けるようにして、グラグラしないようにしっかりと固定させましょう。

 

オイル漏れ|漏れ出してないか

 

「オイル滲み」なら指摘されることはありませんが、ポタポタと垂れるような「オイル漏れ」はアウトです。漏れないように、修理するしかありません。

 

ホーン|音は出るか

 

音がきちんと出ればOKです。

 

スピードメーター|狂ってないか

 

検査場内で、スピードメーターがきちんと作動するかどうかの検査項目があります。作動していないと、その検査に合格できませんから、針がきちんと動くか確認しましょう。

 

二人乗り|社外品シートに注意

 

ほとんどのバイクは二人乗り用です。そのため、タンデムバーまたはシートのベルトがないと、車検が通りません。

 

シングルシートに交換している人は、純正に戻しておくと安心です。

 

ハンドルロック|きちんとロックできるか

 

陸運局によっては、ハンドルロックできるか、点検されることもあります。

 

もしもハンドルロックが故障している場合、「U字ロック」「ディスクロック」などの、代わりにロックできるものを持っておくと良いでしょう。

 

おまけ:エンジンガード、リアキャリア、風防など

 

「エンジンガードやリアキャリア、風防などを後付けすると、車検が通らないのでは?」と、思い込んでいる人もいるようです。

 

車検においては、これらの装備は付いていても問題ありません。滅多なことがない限りは(エンジンガードやリアキャリアの装着がゆるすぎる、など)突っ込まれることはないでしょう。

 

ただし風防に関しては、真っ黒で前方の視界が見にくいもの、またはシールなどで視界の大半が遮られているものだと、検査員に指摘される可能性があります。外しておくと良いでしょう。

 

そもそもバイクの車検とは?

 

251cc以上だと車検を受ける義務がある!

 

バイクの場合、排気量が「251cc以上」だと、車検を受ける義務が発生します。

 

車検を受ける期間は自動車と同じで、初回は3年、以降は2年に1回、定期的に受ける必要があります。

 

法定費用と諸費用

 

費用は主に「法定費用」と「諸費用」に分けられます。バイクの法定費用は以下のとおりです。

 

  自動車重量税 自賠責保険料 印紙代 合計
金額 ¥3,800 ¥11,520 ¥1,700 ¥17,020

 

なお、諸費用は依頼する店舗によって変動します。相場でおおよそ「2~3万円」程度です。

 

諸費用を節約したければ、自分で車検を受ける「ユーザー車検」をおすすめします。法定費用のみの支払いとなるので、2万円以下で済みます!

 

しかし、ユーザー車検は平日しかやっていないのと、手間がかかります。店舗に依頼するなら、費用はかかりますが、調整も検査も全てやってくれるので、とても楽ちん。

 

「何を重視するか」で、どちらかを選択すると良いですね。

 

まとめ

 

以上、バイクの車検において検査される項目を中心に、解説しました。

 

バイクはノーマルのままで乗っており、定期的に点検を受けている、または自分で整備・調整している人なら、問題なく車検は通るでしょう。

 

しかし、パーツを取り替えた箇所が多かったり、見た目でも変化が分かるくらいに改造すると、車検で引っかかる可能性が高くなります。また、店舗で車検を依頼しようとすると、断られるケースもありますから、注意してくださいね!

 

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